2011年10月15日土曜日

おすすめのデータモデリング本

皆様、お久しぶりです。いい訳ですが、なにかと忙しくブログの更新がしばらくストップしておりました。
いろいろと書きたいこともたまってきたので、これからまた頻繁に更新していきたいと思います。

さて、今回はおすすめのデータモデリング本についてです。

アプリケーションについて、要件をまとめたり、設計したりするに、データモデリングを読んで、書ける技術は必須であると考えています。現在、勤務している会社でも、このデータモデリングに関する基礎がない人がいて困っています。しかも、基礎がないことを自覚していないため、議論をしても話がぶれて、ぶれて非常に大変な思いをしています。たとえば、論理設計や物理設計の意味もよくわからないため、論理設計の話をしているときに、物理設計の話を持ち込んだりしています。

そのため、データモデリングのスキルは、業務に非常に影響しますので、データ設計、分析をする人はもちろん、プロジェクトマネージャ、ITマネージャ、開発者まで基礎はきちんと押さえてもらいたいです。

今回は、そのデータモデルを基礎からしっかり勉強できる本を紹介したいと思います。
その本とは、Setve Hobermanによる「DATA MODELING MADE SIMPLE」です。


これは、英語の本で、日本語訳は私の知るところ、まだ出ていないようです。
まずなんといっても、表紙がシンプルでかっこいいです。

また、内容も平易に書かれており、易しい英語で書かれているので非常に読みやすいです。
この本の良いところは、概念設計、論理設計、物理設計に分けて易しく解説しているところです。

この本一冊で、データモデリングを全くしらないレベルから、基礎をしっかり学ぶことができます。
また、ディメンショナルモデリングについても解説しているところもいいですね。

これから、データモデリングを勉強したい人、復習をしたい人にぴったりの本です。
私も日本で書かれたデータモデリング本を結構読んできましたが、その中で一番の本だと思います。
やっぱりデータモデリングの本場は違うなーと感じてしまいました。
日本語訳が出ることを期待します。

ぜひ、読みましょう!!!