前回の続きです。ETL サブシステム11-22まで紹介します。
11.階層管理(Hierarchy Manager)
ディメンションの階層管理機能。
12.スペシャルディメンション管理(Special Dimensions Manager)
ジャンクディメンションやミニディメンション、日付ディメンションなどの特殊ディメンションの管理機能。
13.ファクトテーブル構築
主要な下記3つのファクトテーブルの構築を行う機能。
・トランザクション
・ピリオディックスナップショット
・アキュムレーションスナップショット
14.サロゲートキーパイプライン(Surrogate Key Pipeline)
オペレーションで使用するナチュラルキーを適切なサロゲートキーに変える機能。
15.マルチバリュードブリッチテーブル作成
ブリッチテーブルを作成する機能。
16.遅延データ処理(Late Arriving Data Handler)
データをデータウェアハウスに格納するときは、ディメンションを更新してから、ファクトを格納する必要がある。
しかし、ファクトがもうあるのにディメンションのほうはデータが更新されないということはよくある。
その場合に対応する機能です。基本的には一旦仮のディメンションに紐づけておいて、ディメンションが更新されてから
ファクトの紐づきを更新するのが基本のようです。
SSISでは「 Inferred Member Support」いうのがあってサポートされています。
17.ディメンション管理 (Dimension Manager)
共通ディメンション(conformed dimensions)を管理する機能。
18.ファクトテーブルプロバイダー
ファクトテーブルのアドミン管理、作成、維持、使用の管理機能。
19.サマリービルダー
サマリーを管理する機能。
データをサマリーするのは性能を向上する重要な機能ですが、管理、維持が大変なのでシステムである程度カバーする必要があります。
20. OLAP cubeビルダー
OLAP Cbueのデータロードおよび管理。
ETLというよりはOLAPの機能ですよね。
21.データ統合管理(Data Propagation Manager)
他のシステムとのデータ統合を管理する機能。
22.ジョブスケジューリング機能
ETLジョブの管理。
次回へ続きます。
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