2011年5月25日水曜日

第11回:ETL34サブシステム 11-22

 前回の続きです。ETL サブシステム11-22まで紹介します。

11.階層管理(Hierarchy Manager)
ディメンションの階層管理機能。

12.スペシャルディメンション管理(Special Dimensions Manager)
ジャンクディメンションやミニディメンション、日付ディメンションなどの特殊ディメンションの管理機能。

13.ファクトテーブル構築
主要な下記3つのファクトテーブルの構築を行う機能。
・トランザクション
・ピリオディックスナップショット
・アキュムレーションスナップショット

14.サロゲートキーパイプライン(Surrogate Key Pipeline)
オペレーションで使用するナチュラルキーを適切なサロゲートキーに変える機能。

15.マルチバリュードブリッチテーブル作成
ブリッチテーブルを作成する機能。

16.遅延データ処理(Late Arriving Data Handler)
データをデータウェアハウスに格納するときは、ディメンションを更新してから、ファクトを格納する必要がある。
しかし、ファクトがもうあるのにディメンションのほうはデータが更新されないということはよくある。
その場合に対応する機能です。基本的には一旦仮のディメンションに紐づけておいて、ディメンションが更新されてから
ファクトの紐づきを更新するのが基本のようです。
SSISでは「 Inferred Member Support」いうのがあってサポートされています。

17.ディメンション管理 (Dimension Manager)
共通ディメンション(conformed dimensions)を管理する機能。

18.ファクトテーブルプロバイダー
ファクトテーブルのアドミン管理、作成、維持、使用の管理機能。

19.サマリービルダー
サマリーを管理する機能。
データをサマリーするのは性能を向上する重要な機能ですが、管理、維持が大変なのでシステムである程度カバーする必要があります。

20. OLAP cubeビルダー
OLAP Cbueのデータロードおよび管理。
ETLというよりはOLAPの機能ですよね。

21.データ統合管理(Data Propagation Manager)
他のシステムとのデータ統合を管理する機能。

22.ジョブスケジューリング機能
ETLジョブの管理。

次回へ続きます。

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