2011年7月11日月曜日

BIレポートと業務レポートは分けて考えましょう!

BI/Data warehouseの要件定義段階でほしいレポートや分析について議論すると
思いますが、そこで1つ注意したいのが、BIレポートと業務レポートを分けて考える必要があるということです。

ユーザはとにかく、ほしいレポートを要求してきますので、それがBIレポートなのか、業務レポートに該当するのか
その都度考えましょう。

では、そもそもBIレポート、業務レポートの違いってなんですか。
簡単にいってしまえば、業務レポートは業務を運用する上で必要になるレポートです。
たとえば、注文の明細だったり、まだ支払いをしていない顧客の一覧などです。

BIレポートは、データを分析してその後のアクションにつなげるレポートです。
たとえば、売上レポートなんかがそうですね。

では、なぜわけて考える必要があるのでしょうか。

それは、BIレポート、業務レポートの違いによって、基本的にレポートを出すソースシステムおよびデータモデルが
異なってくるからです。

BIレポートであれば、データウェアハウスのスタースキーマから出す必要があります。
また、業務レポートであれば、業務システムから出力するか、またはデータウェアハウスであれば、
エンタープライズデータウェアハウスなどから出力したほうが良いでしょう。
また、その時のデータモデルは、通常のデータモデルつまり正規化されたデータモデルになります。

このように、レポートの種類によって、レポートを出力する場所がわかってきますので、注意しましょう。

もちろん、例外ありますので注意を。。。

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