今回から、3回にわたって、主要なデータウェアハウスベンダーの製品について紹介をしたいと思います。
下記のコンポーネントに該当する製品を紹介していきます。
・ETL
・データウェアハウス(データベース)
・OLAP cube
・BIツール
第1回目は、マイクロソフト製品です。
ETL
マイクロソフトのETLツールは、「SQL Sever Integration Services」です。
一通り、機能を有しており、Slowly chaning dimensionにも対応しています。
難点といえば、メタデータがXMLでの管理となってあり、インパクトアナリシスがちょっと大変なところでしょうか。
データウェアハウス(データベース)
これは当然、SQL Severになります。大規模データにも対応できるデータベースですが、
難点といえば、やはりデータウェアハウス専用ではないため、パフェーマンスが他のアプライアンス製品とくらべると
おそいことでしょうか。しかし、この点については、「SQL Server Fast Track Data Warehouse」や
「SQL Server Parallel Data Warehouse」などデータウェアハウスに絞った製品を投入してきているので
今後に期待です。
OLAP cube
OLAPはSQL Sever Analysis Servicesになります。
これは、OLAP機能とデータマイニング機能が付いています。
BIツール
マイクロソフトのBIツールは、定型レポート→「SQL Sever Reporitng Services」、OLAP分析→Excelとなります。
マイクロソフトの強みはなんといっても、使い慣れているExcelがインタフェースになっていることでしょうか。
以上マイクロソフトの製品について紹介してきました。もちろん、各コンポーネントの一部のみを他の製品と組みわせて使用することも可能です。
マクロソフトの強みはすでに他のマイクロソフト製品を利用している可能性が高いため、その資産を利用して導入できることではないでしょうか。
また、大企業だけあって、今後の製品の向上が期待できるのも強みですね。
今回は以上です。次回は、SAPの製品について紹介します。
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