2011年6月5日日曜日

ピーターの法則

 データやデータウェアハウスとは直接関係ないが「ピーターの法則」と呼ばれる法則について紹介したいと思います。このピーターの法則に関する本を始めて読んだときはあまりの面白さとその法則の適用率の高さに感動しました。自分の仕事環境にたいへん当てはまり、うんうんと読み進めたのを覚えています。

 では、「ピーターの法則」とはいったいなんでしょうか。これは簡単にいってしまえば、人は無能になるまで昇進するという法則です。たとえば、日本のIT業界を例にとれば、まず、プログラマとしてスタートします。そして、プログラマとして成功すれば、たとえば、チームリーダーに任命されています。そして、そこでチームリーダーとしての能力を発揮すれば、プロジェクトーマネージャとして昇進、さらに管理職といった感じで昇進していきます。これはよくある光景ですが、ポイントはうまく行かなかった場合、つまり、そのポジションにふさわしい能力がなかった場合はその地位にとどまるということです。決して、その前に地位に降格することはありません。なので、無能になると、そこでとまってしまう、つまり、これがピーターの法則です。

 では、この状況をさけるには一体どうしたらいいのでしょうか。個人的な対策として示されているには、時々無能を装って自分の能力が発揮できるポジションに居座り続けることです。しかし、他の人には気づかれないように。。。

 この法則は自分のキャリアを考える上で常に参照している法則です。現場として、仕事をするのが自分にあっていると感じているからです。

 この本は非常におすすめなので、一読をお勧めします。

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